脆弱人生の中心で唾を吐く。

ロキノン厨的アニメヲタク。神なんてだいたい単発。

とろとろに吐露、だって好きなんだもの。

音楽については語れるほど詳しいわけでも無いけど、どうしても吐き出したくて。大前提として藤くんがボーカルなら何を唄っても好き、増川さんのエグいギターが好き、チャマさんの動きまわるベースとセンスが好き、升さんはひでおというBUMPERの意見ということでお手柔らかにみていただきたい、見る人がいれば。

 

本日発売の"RAY"についてもちょこっと書くかもしれないので、まだ聴いてないYOという人は"戻るボタン"を。タワレコで買って早く帰って涙しろボーイズガールズ。っていうかそもそも論、本当は明日発売なのに、このフライングゲットできちゃう日本のCDショップってどうなの。それについてブログで買いちゃうのは犯罪にあたるの?でもそれを言ってしまえば事前に音楽を聴いてレビューしてる雑誌は?暗黙はどこまで通用するのだろう。

 

情報は新鮮さが命なのに、書いていいのか悪いのか。

 

そういう謎についてはあまりふれず、ここでは最近のBUMPについてレビューしたい。あくまで感じたことをそのまま殴り書くだけなのでお前の世界観なんて知らないという人も"戻るボタン"を。

 

まず。

もうかれこれ6時間はリピートを繰り返してるわけだけど、まだピンとこない。

 

なんていうんだろう、ギルドあたりから藤くんの歌詞はずっと0と1の間を歌い続けている。Syrup16gのように鬱蒼を颯爽と陰鬱に唄い上げるわけでもなく、BURGER NUDSの門田さんのように物語の中にどっぷりと染みこむわけでもなくて、クリープハイプ尾崎世界観さんみたいに軽々と闇黒な現実を唄ったりもしない。

 

初期の藤くんってのは、"おれの唄を聴けよ"と溢れ出る陰鬱な情熱があって、もちろんその感じが好きなのだけど、それからもずっと好きだったのだけど。

 

最近はどっちつかず。

 

物語に入り込ませるのかとおもったら突然現実を突き出してきて、これは白でも黒でも無いグレーなんだけどとりあえず生きてみようよ、と諭す。もちろんその感じが嫌いというわけではない。むしろ好きなわけだからこれからも永遠に好きだって言い続けるんだけど。

 

入り込めない。

流し聴きになってしまう。

 

日曜の朝はフジファブリック志村さんの声ではじめたいみたいな、月曜日が来るとストレイテナーひなっちのゴリゴリしたベースをガリガリと、火曜日はぐるぐるとアジカンごっち、水曜日は気合をいれてかかってこいとpillowsさわおさんを、木曜日は馬鹿みたいにエルレやHIATUSの細見さんをリピートして、金曜日は徹底的にロキノンで踊り狂うみたいな。

 

このメンタルだからこういう曲を聴きたい、という時に、最近のBUMPはなにもない。過去の曲には、なんでもありすぎて困る。好きすぎるからどの曲を聴いても元気をもらえるし、徹底的におちることもできる。

 

ただ、ここ最近のALBUMはどうも、中途半端。

 

というか物語が強すぎる。

物語が強すぎて一曲を切り離すことができない。

 

もちろんライブとかで順不同で突然唄われたりすれば"うわこの曲こんなに良かったんだ"なんて発見があるかもしれないし、それでリピートする可能性があるのでまだこのNEW ALBUMについてはなんとも言えないんだけど。

 

でもやっぱり最近のALBUMは中途半端なんだ。

 

いつでも聴ける手軽さという言葉にも置き換えることができるわけだけど。

それが悪いということはまったくないんだけど。なんだろう。